股関節は、体の中の深いところにある関節で、体重を支えています。股関節が悪くなると痛みが出て、歩くことが困難になります。その構造は、骨盤と大腿骨が組み合わさったものです。骨盤の恥骨と坐骨と腸骨(ちょうこつ)という骨が合わさってできる寛骨臼(かんこつきゅう)に、大腿骨の付け根の部分である大腿骨頭(だいたいこっとう)がはまり込んで股関節を構成しています。それぞれに軟骨があり、スムーズに動かせるようになっています。正常な股関節というのは、骨盤側が大腿骨頭を約2/3ぐらい覆ってしっかりと体重を支えています。股関節は普通に歩いていても体重の2〜3倍、階段の上り下りは約5倍くらいの力がかかります。
つまり、股関節は人間の体を支える重要な役割を果たしています。
つまり、股関節は人間の体を支える重要な役割を果たしています。