2016年9月12日

患者さんのニーズに応える専門的なリハビリテーション

 専門的なリハビリテーションの提供

手術をして関節自体が動くようになっても、その関節を動かす筋肉がきちんと働かなければ正しい動きをすることはできません。このため、手術後のリハビリテーションがとても重要です。

 退院後は家事や仕事が忙しくなり、リハビリテーションに割く時間が減ってしまうことも多く、リハビリテーションが不十分なままで退院してしまうと、ぎこちない歩き方が残ってしまうこともあります。入院中の目標である、「痛みがなくなり、歩き方が改善されて、日常の生活動作に自信を持って過ごせるようになること」、またその先の患者さんお一人お一人の目標の達成のために、リハビリテーションの質はもちろん、患者さんがストレスなく、意欲的にリハビリテーションに取り組める環境を提供してこそ、手術の最大の効果が得られると考えています。そのために医師、看護師や理学療法士が協力して患者さんの心と体の両面からサポートする体制を整えています。